Nコース (5時間45分)

東シナ海乗り鉄ぐるめコース

おれんじ食堂

肥薩おれんじ鉄道を走る観光列車「おれんじ食堂」 。デザインコンセプトは、九州西海岸を眺めながら、ゆったり、のんびり、「スローライフな旅」 。ダイナミックに波が打ち寄せる東シナ海、穏やかな入江が続く不知火海、風光明媚な九州西海岸沿いを走ります。車内は木の温もりを感じる洗練されたデザインで、座席もゆったりと配置。車窓から見える美しい海岸線に、しばし日常を忘れることができます。車内に設けられたキッチンからは旬の香り、地産地消の料理や飲み物、おれんじ食堂プロデュースのさまざまな食をご提供いたします。
「スローライフな旅」 らしく、途中停車駅では下車して周辺を散策したり、駅で開かれているマルシェをのぞいたり、鹿児島から熊本へと 「お国訛り」 の移り変わりを感じることもできるでしょう。
本コースでは、シェフが時間と手間をかけて素材の旨みを引き立てたフレンチ料理をご堪能ください。

肥薩おれんじ鉄道

2004(平成16)年に九州新幹線が新八代と鹿児島中央の間で部分開業した時に、並行在来線であるJR鹿児島本線の八代~川内間116.9kmを引き継いで誕生したのが「肥薩おれんじ鉄道」です。沿線の通学や通院などに利用されていますが、大きな収入源は、貨物輸送。鹿児島港に船便で送られてきた離島からの農産物や、川内の製紙工場からの 「紙」などが、本州方面へ送られています。また、新幹線開通前、特急街道と呼ばれ、高速バスとスピード競争をしていた頃の名残も、駅や線路設備に残っています。単線でありながら、通過列車が速度を落とさなくて済むように、駅によっては右側通行になったり、カーブの線路の左右が傾いているために、列車が大きく傾いたまま停車する駅もあります。2つの県にまたがって走る路線が、一つの会社で運営されているのも、珍しいとされています。鉄道好きの士会員が、要所で見どころをご案内いたします。

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