江戸時代の知覧は当初、島津家の分家である佐多氏が地頭として治めていた。現在残る武家屋敷群は、佐多氏十八代島津久峯(1732~1772) の時代に造られたものではないかとされています。
地区内は石垣で屋敷が区切られ、沖縄によく見られる石敢當(魔よけの石碑)や、屋敷入口には屋敷内が見えないように屏風岩(沖縄のヒンプン)があります。知覧の港が江戸時代に琉球貿易の拠点であったことから、武家屋敷も琉球の影響を多く受けているようです。
特攻隊員達が二度と帰ることのない 「必死」の出撃に臨んで念じたことは、再びこの国に平和と繁栄が甦ることであったろうと思います。
知覧特攻平和会館は、この地が出撃基地であったことから、特攻戦死された隊員の当時の真の姿、遺品、記録を後世に残し、恒久の平和を祈念することが基地住民の責務と信じ建設されました。
明治時代から続く蔵。本格酒造づくりの製法が確立された明治末期の風情と匠の息吹を今に伝え、現在も杜氏をはじめとする職人集団が昔ながらの焼酎づくりを営み、その仕込みの様子を間近に見学できます。現在は、さつま芋でつくる琥珀色や紫色の地ビール製造も行い、地元食材使用の料理と合わせて、ビアホールも行っています。薩摩焼酎の 「原点」 と 「今」がここにあります。蔵内のショップでは限定焼酎や、薩摩酒造のその他の銘柄の試飲及び、地ビール販売も行っています。
南さつま市加世田「津貫」 にあるウイスキー蒸溜所「マルス津貫蒸溜所」本坊酒造発祥の地にある蒸溜所では、蒸溜釜をはじめとしたウイスキー製造設備や多彩なウイスキー原酒が眠る石蔵樽貯蔵庫などをご覧いただけます。また、隣接するショップ・BARとして営業されている本坊家旧邸「寶常」は二代目社長本坊常吉が暮らした邸宅をリノベーションした特別な空間。蒸溜所限定ウイスキーの試飲やオリジナル商品の購入など、ぜひ見学の思い出とともにお楽しみください。